6月9日
保科 赳
 念願の信仰山両神山にご案内いただきましてありがとうございました。
これもひとえに、星、櫻井、阪西、梶山のみなさまをはじめ、関東地区の皆様方のお骨折りによるものと深く感謝申し上げます。

 かって、駆け出しのころ、冬の三峰の奥の院へ導かれてから、両神山・雲取山の道標には深い関心を抱いてまいりましたが、秩父は余りにも遠くまた地理的にも不案内でありましたので、今日まで近づくこともできない憧れの存在でありました。
 今回、ようやくチャンスが到来したというわけであります。また、不案内であった秩父についても、石賀さんが高級車であっちゃこっちゃ乗り回してくださいましたので、梶さんからの解説もあってようやく奥秩父のイメージをつかむことができました。

 本来、一番お世話になった小生が真っ先に御礼の連絡をすべきところ、遅くなってしまいました。 今回、初面識でありましたが石賀さんや川澄さんには、お世話になりました。 川澄さんの面倒見の良さには脱帽でありましたし、石賀さんの実直で誠実なお人柄には感服いたしました。
 勝沼氏のメールにもありましたが、「本当に気のいい人たちで楽しい2日間でした。」を証明するかのように、帰りの関越で石賀さんがポツリと「みんないい人たちだなー」と言ってくださいました。嬉しかったし何か誇らしくも思いました。

 山行は、晴れ間はほとんどなかったけれども大した雨にもならずラッキーであったと思います。まあ、強いて言わせてもらえれば湿度がかなり高く蒸し暑かったかなーという感じであります。
登山道は、思っていたよりも急登坂で難儀であったが、道沿いには、標高1,700m付近にもかかわらず大樹林帯が広がっていて、100年前後と思われる堂々とした大ヒノキ林に出会ったり、咲き誇る三つ葉紫つつじ?の群生に感嘆の声をあげ、しばし疲れを癒されて心和むことも多かったのであります。
 山頂付近には、古びた大きな両神神社奥の院が在って、林に囲まれた社は、信仰の山を窺がわるに十分な雰囲気を漂わせていました。 ようやく到着した山頂は、一瞬、視界が開けることもあったが、総じてあたり一面、霧に覆われ放しであった。頂きは、一塊の岩石で覆われていて、集合写真時には、周りに荷を置くスペースもなかったので、桜井さんや梶さんの写真のとおり、小生だけが重いリックサックを背負ったままの醜態を演じなければならなかったわけあります。?ほんとかな?。

 集合写真時には、梶さんが、戸田さんと佐藤邦さんの遺影をおもむろに懐中から取り出せば、川澄さんは決まって真紅の長工旗を掲げる。 それぞれの思いを感じるところでありました。
 このたびは、勝沼さん星さんのリードに乗せられて何とか登頂することができました。 勝沼さんの調子の悪さには調子が狂ったけれども、星さんの隠していた馬力には調子を上げざるをえなかったわけであります?。山小屋の番犬のパトロールには驚かされました。 後ろの藪がガサガサと音を発てたと思ったら、突然、すごいスピードで駆け上がって行くのです。お犬様の定期パトロールとのことであリました。

 しかし、やはり一番参ったのは、全国からご支援をいただいて生き存えてまいりました被災地小千谷の一被災民が、こそっり?必死の思いで?抜け出してきましたのですが、下山途中に選りにもよって、知り合いの被災民同士とバッタリと遭遇してしまうなんて・・・。この世の中は、狭いというか「神も仏も」ないとでも申しますか誠に不可解で遺憾なできごとが起こっていたのであります。

 さて、まとまらない話になってしまいましたが、このたびは、みなさま本当にお世話になりました。 ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

登山 感想メール

市原
阪西 保
 星さんはじめ皆さん、両神山は素敵に楽しかったですね
星さんのお骨折りとそして晴れ男ぶりに感謝です。有難う御座いました。
 
 すっかりいい気持ちで東京で乗り換えたはいいが、昼の酔い心地よく一駅乗り過ごしてしまったが、ちょっと早かった事と可愛いアジサイで問題なく済みました。 今日は足に心地よい痛みが残っております。
 
 簡単ですが、皆さんへの御礼と、次回の機会を楽しみに・・・・・。
勝沼正敬  
 両神山は、久しぶりの山行で楽しかったけれども、久しぶりである分、苦しい旅でもありました。小生、3月から左足の膝裏を痛めており、不安を抱えながらの参加でした。歩き始めはトップを歩かせてもらったので、自分のペースで歩くことができ、幸いでした。

 小屋へ着いて直ぐから、例によって宴会が始まり、食事をして寝たのは何時だったのでしょうか。 朝、4時か4時半頃、ごそごそ動いている他のグループ人の音で目覚め、トイレに起きて顔を洗って、木々の彼方から昇る陽を見たり小屋の周りを歩いてみました。 
 朝食は5時半頃だったでしょうか、終わって間もなく山頂へ向かいました。ただただ登り一方という印象の山で、足に不安があったうえ、飲みすぎたのか寝不足なのか、調子が上がらず、何度も一人で引き返そうかと思ったものでした。 
 それでも山頂に着いて長工の旗を囲んで記念写真を撮り、下りにかかってようやく山道に慣れたか、二度、滑って転げそうになって一度は星さんに助けられたりしましたが、快調に下りることができました。 温泉にゆっくり入り、さっぱりしたところで飲んだ生ビールの美味かったこと。

 月曜日、ふくらはぎが少々張って痛い。火曜日、ふくらはぎの痛みが増し、太腿の前側が少々痛い。水曜日、太腿の痛さはなくなり、ふくらはぎの痛みは昨日より薄らいだがまだ残っている。……そんな状態であります。

 小千谷から来てくれた保科さん、関東地方から参加の梶山さん・川村さん・桜井さん・阪西さん・星さんと、長工電気2年後輩の川澄さん、川澄さんの元会社の先輩で山友達の石賀さん、本当に気のいい人たちで楽しい2日間でした。 同行の皆さんありがとうございました。

 そして、8月には長岡の花火を見る会を計画中ということで、楽しみにしています。是非、大勢の仲間が集まってくれることを望みつつ、仕事に励みましょう。