E36の同級会を開きました
昭和36年電気課程卒業の同級会を、平成16年5月29日夕刻から、越後湯沢駅前の旅館“いせん”において、現在、同窓会でご活躍の藤木先生にご出席いただき、24名が参加して行いました。
43名の同級生中、これまでに4名の方が亡くなっておられ、その方々に黙祷をささげ、校歌を歌って会は始まりました。
今回、ご来賓の藤木先生には、新任教官当時に実習教科のご指導をいただき、我々にとっては恩師であり母校の先輩でもあられる方です。先生からは、最近の同窓会の状況、母校の現状や将来などのお話をしていただきました。みんな懐かしくお聞きし、思い出話に花を咲かせました。
今回の同級会にもう一つ花をそえたのは、長岡工業高等学校開闢以来、最初の女生徒である外山(現姓・平澤)由史枝さんの初参加であります。これまでに抜け駆けでお会いした奴も2〜3人居たようですが、ほとんどが、卒業で別れて以来40余年ぶりの再会でありました。高校生時代の俤はしっかり残しつつも、年輪を重ねた人の勁さ、優しさ、落ち着きが感じられて嬉しく思いました。
この点は、男性諸君についても、それぞれの会社でそれぞれの業績を残して来られた者たちですから、同じことが言えると思いますが、我々の仲間は、これまで何度も会って高校時代と同じような雰囲気で打ち解けた話もしていますから、強く感じられなくなってしまっているのでしょう。
さて、我が同級生達は、夜の宴会に集まって飲み、それが済んだら翌朝ハイさようなら、と言うのではあき足らない面々が多く、今回は10名の有志が越後湯沢駅に10時に集合し、目の前に聳える「飯士山」に登りました。また翌日は、雨という予報が外れた晴天の中を、19名が「アルプの里」にゴンドラで昇って散策しました。
昼近くなってゴンドラで下り、駅近くの蕎麦屋で昼食を摂りましたが、そこでもまたひとしきり盛り上がり、2年後に同じこの越後湯沢での再会を固く約して解散しました。
卒業時、43名。物故者4名を除いた39名の内、28名がメールアドレスを「E36ネット」と名付けた集まりに登録して連絡を取り合っています。この同級会が開かれる前、場外参加で高山君より川柳30数句が「E36ネット」に披露されました。
「マドンナに 待ってましたと 大向こう」(長工電36)はその一つですが、数人の投句によりひとしきり前哨戦が盛り上がりました。
その中に「あのひとの 席順気になる 欠席者」(欠席○番;廣井)がありましたが、“あのひとの”隣に座ったのはいったい誰だったのでしょうか。
(平成16年5月 電気昭和36年卒 勝沼 正敬 記)